愛用しているニューバランスのスニーカー、ニューバランスML574のかかとの内側が破れてしまったので自分でやってみた修理・補修の方法を紹介してみます。
まあ、スニーカーの履き口の破れを直しただけ(靴の内側の破れ修理)で大げさに書いてますが、やったことは誰でもできる簡単なことで上の画像を見ていただけるとわかるようにばっちり直すことができました。スニーカーのかかとの内側が破れをどうしようかと迷っている方のお役に立てるかもしれません(*^^*)
もちろん、まだ破れて穴が空くところまできていなくて、うすくなった段階でもかかとの内側の補強にもなりますのでおすすめです。
素人が自分で靴のかかとの内側の修理(履き口の破れの修理)を簡単に、安くすませようと思えばこれがベストな選択なのでは?と自分では思っています。
※もちろんこれがコンバースのかかと破れ修理でもアディダスのかか破れ修理でもランニングシューズのかかと破れ修理でも、いってしまえばスニーカーでも革靴でもブーツでも靴なら同じ方法で修理できるのでぜひやってみて下さい。
かかとの内側の修理が速くできる!安くできる!簡単にできる!と嬉しいことだらけです。吉野家の速い!安い!うまい!みたいですね笑
スニーカー(靴)のかかとの内側が破れる原因はかかとの内側がすれるから?
スニーカーのかかとの内側や履き口が破れるのを防ぐには、どうすればいいでしょうか?まず、スニーカーのサイズ選びが重要です。サイズが合わないと、かかとの部分が浮いたり、足が動いたりして、摩擦が増えます。摩擦が多いと、スニーカーの素材が傷んだり、破れたりしやすくなります。
スニーカーのサイズは、足の形や幅に合わせて選ぶことがおすすめです。また、靴下の厚さや履き方にも注意しましょう。靴下が薄すぎると、かかとが直接スニーカーに触れてしまい、摩擦が起こりやすくなります。靴下が厚すぎると、スニーカーがきつくなってしまい、足に負担がかかります。靴下は、スニーカーとの相性を考えて選ぶことが大切です。また、靴を履いたり脱いだりするときには、かかとの部分をしっかり持って、擦らないようにしましょう。靴べらを使うと、よりスムーズに履けます。
スニーカーのお手入れも、かかとの内側や履き口が破れるのを防ぐ方法のひとつです。スニーカーは、汚れや湿気が原因で、素材が劣化したり、カビが生えたりすることがあります。これらは、スニーカーの寿命を縮めるだけでなく、かかとの部分にも影響します。スニーカーは、定期的に汚れを落として、乾燥させることが必要です。また、スニーカーの形を保つために、シューキーパーを入れると良いでしょう。シューキーパーは、スニーカーの型崩れを防ぎ、かかとの部分にも余分な力がかからないようにします。
以上のように、スニーカーのサイズ選びとお手入れに気をつけることで、かかとの内側や履き口が破れるのを防ぐことができます。スニーカーは、足にフィットすることで、快適に歩けるだけでなく、長持ちさせることもできます。スニーカーの耐久性や快適性を高めるために、ぜひ試してみてください。
正直スニーカーのかかとの内側はプラスチックやスポンジがでてきたらかなり重症です。そうなる前にスルーしたいところですが・・・。
今回のようにすでに破れている段階でそれをいってもしかたないので今回はスルーします。別の記事で靴が大きい時の対処案と靴べらを紹介していますのでそちらの記事もどうぞ。
スニーカー(靴)のかかとの内側の破れや履き口の破れを防止・修理するには?
スニーカーのかかとの破れを防止するには、上記のように靴のサイズをきちんと合せること、履き口の破れに関しては特に靴べらを使うことなどが有効なのですが、今回はかかと部分の補強という意味もこめて、すり切れ防衛隊という商品を使ってみました。
使ったものといえば、すり切れ防衛隊 700円~、裁縫じょうずという接着剤ぐらいです。両方併せても1,500円もかからずに、穴あきの補修と穴あき予防ができてしまいます。靴屋さんに補修にだすと確実に数倍はかかるので超リーズナブルですね!(^^)!
ちなみにすり切れ防衛隊のアマゾンなどでみたレビューはこんな感じ↓でした。もちろん、悪い評価もありましたがほぼ接着力の弱さに関してでしたので接着剤を使えば解決です。
ゲリラ豪雨に直撃されて革靴の履き口部分が破れてしまい、もう靴を処分しないとダメかと思ったのですが、一時しのぎのつもりで本製品を貼ってみたところ、かかと部分全体がしっかりした感じになりました。履き心地も滑らかで気持ちよいです。今のところ、まったくはがれそうな気配はありません。
靴が生まれ変わって見える。
靴磨き、靴紐交換、コバの色付け、靴のメンテはそれだけじゃ無かったことに気づいた。
26cmのリーガルに対してサイズは大きめだったが、簡単にカットできる。余程無器用でなければ問題ない
穴が大きくなって後悔しないために!かかとの内側 破れを「 修理するなら今すぐがおすすめ!」
先程も少し言いましたが、かかとの内側破れは、放っておくとどんどん大きくなり、破れた部分の穴も靴そのものへのダメージもどんどん大きくなっていきます。
遅くなれば今回のような補修方法で直せる範囲を超えたりする場合もあるでしょう。
まだ履けるし、しばらくいいやとか、絶対思わないほうがいいです。ヒールカップ部分のパーツが見えてこようものなら自力でキレイに修理できるような範疇では収まらなくなってきます。
多分この記事を読んでいる時点でもう、穴があいてしまっているのだと思いますので手遅れにならないためにも修理するなら、すぐがおすすめです!
せっかく修理するならキレイに、ダメージが目立たなくなるように直したいですよね。
スニーカー(靴)のかかとの内側の破れ 穴を自分で修理・補修してみた(リペアしてみた)
それでは実際に私の靴を修理した様子を紹介していきます。
スニーカーのかかとの破れに限らず、だいたい靴のかかとの破れは、靴のリペア、修理の専門店などに頼むと少なくとも数千円(だいたい3千円・4千円)~というお値段になってしまいます。ライニングを張り替えてミシンで縫って、とか革を縫い付けて補強したりとか面倒な手間を考えればそれも当たり前ですね。
それが今回、自分で修理したところ千円ちょっとで破れた穴の修理・補修ができました。さすがにプロの修理のクオリティとはいきませんが、見た目も我慢できない程ではないのでとりあえず自分で直したい人は参考にしてみて下さい。
今回はこのニューバランス574のかかとの破れを修理・補修してみる
こちらが今回修理するニューバランス574というスニーカーです。角度的にあまり破れが見えてませんが、そこそこ大きな穴があいています。後にふれますがニューバランスならニューバランス公式のリペアという選択もあります。ですがそもそも一万円もしない(購入価格は6000円ぐらいだったかな)スニーカーの修理に数千円の出費というのも痛いですよね。
とはいっても直さないと、この程度の破れで履けなくなったりするのも、もったいないですし、このまま履き続ければ破れた穴が拡大していくのは間違いなく、かかとの中からプラスチックやスポンジがでてきたり、ほつれがひどくなってきたらもう目も当てられませんね。ということで自分で修理することにしました。(このニューバランス574はインソールが水色になってますが、理由はビルケンシュトックのフッドベッドを上から敷いているからです)
※このページを見にきてらっしゃる方にはコンバースの(多分オールスター・ジャックパーセルあたりが一番多い?)かかと破れ修理で探して来て頂いてる方も多いみたいですがコンバースのスニーカーもお手頃価格が多いですからわざわざリペアで数千円取られたくないですもんねぇ。
正直な話、上の写真のような小さな穴でも放っておけばすぐに穴が広がるのでダメージが小さいうちに貼ったほうがいいです。なんなら予防で穴が開く前に貼ったほうがいいと気すらします。(例えばコンバースのオールスターなどかかとの内側が薄いタイプの靴とかすぐに穴が空くし)
それでは、さっそく補修に使ったアイテムの紹介です。
スニーカーのかかとの破れ防止・補修・修理には、すり切れ防衛隊!
すり切れ防衛隊という商品は簡単にいうと、かかとの破れた部分に上から布をあてて補修をするという商品です。擦り切れる前に薄くなったな~と思った時点で貼って補強するのにもいいです。類似品がなくもないですが、この記事を書いている時点で130を超える圧倒的なレビュー数と高評価だったためこちらに決めました。
素人が簡単に修理できるという点では超絶便利なアイテムです。
裏面をみるとわかりますが、もともと裏面にノリ(接着剤)がついているため、ほんとにただ貼るだけですのでとにかく簡単です。
すり切れ防衛隊の中身がこちら。今回はメッシュのものを仕様しましたが合皮のものなどもあります。ただ、レビューを見ていてどうも最初からついている接着剤だけでは剥がれるという意見がありましたので、さらに別の接着剤を使用することにしました。そこで使用したのが、布系の接着剤で評判がよかったボンド 裁ほう上手です。
失敗しないために!布 接着剤で強力と評判のいいボンド 裁ほう上手!との組合せが最高かも!
見ての通り、裁ほう上手という接着剤は針と糸で縫わなくても布製のカバンが作れるというほど中々強力な接着剤なようです。
(私のニューバランスではボンド 裁ほう上手の使用から少なくとも数ヶ月以上、長時間何度も履きまくってますがまったく剥がれる気配もなく優秀です。正直こんな接着剤で大丈夫か?と思ってましたが全然大丈夫です!さすがに、アマゾンのレビュー数が700を越えているヒット商品なだけあります。
他の接着剤と迷っているのであれば、今回の用途ならとりあえず失敗はないだろうと私的にはおすすめできます)
裏面に利用方法が書いてますが、特に難しいような事はありません。アイロンでより強力に速乾接着できるとのことでしたが、今回は使用する場所が場所なのでドライヤーで乾かしました。
スニーカーのかかとの内側の破れ穴の部分をととのえる
さて、実際にかかとに貼り付けるのですが、まずは破れ部分に垂れ下がっていた、破れた内側のライナーをカットしました。残していても良いこと無いですからね。
すり切れ防衛隊に接着剤を塗る!ここはかなり大事かも!
こちらはすり切れ防衛隊の裏面なんですが、もともと接着剤はついています。ですが一応、念には念をということで先ほどの裁ほう上手という接着剤を塗りました。せっかく貼ったのに剥がれるのは嫌なので・・・。
上の画像のすり切れ防衛隊をスニーカーに貼った後、もう一足の方にも接着剤を塗ったのですが、下の画像の方は塗りすぎで、貼り付けた際にはみ出してしまいました。どうやら上の画像ぐらいが適量だったようです。といっても乾くとほぼ透明だし気になるものでもないのですが。
破れたスニーカー ニューバランスML574の修理がたったこれだけで完了です!
さっきのすり切れ防衛隊を両方接着してみました。貼り付けた部分の色はちょっと違いますが、目立つこともなくキチンと補修できました。補強された感じもして悪くない仕上がりです。
最後にまた、ビルケンシュトックのフッドベッドをはめて完了です。破れてるより全然見栄えも良く、履く度に穴が広がる恐怖からも開放されました。
自分で擦り切れ防衛隊で直してみてよかったと思います。
スニーカーのかかと内側の破れで捨てるのはもったいない!補修できれば愛着もさらに増す!
今回修理して思ったことは、やっぱりちょっとしたスニーカーのかかとの内側のやぶれでスニーカーを捨てるのは勿体ないです。とはいえ破れが派手になって中身がでてきちゃったりすると、今回のような修理では無理な場合もあります。
ということで薄くなってきたな~というタイミングか、小さな穴があいたのを見つけたぐらいのタイミングで早めの修理をおすすめします。靴の内側が結構ボロボロでも見た目は修理することはできますが、最悪でもプラスチックやスポンジが出てくる前にやっておきたいところですね。人にかかとの破れた靴を履いているのを見られると、好感度も下がるかもしれないですからね(笑)
それでは今回使用した商品2つを紹介しておきます。アマゾンなんかで見てみるとすり切れ防衛隊の糊の弱さで低評価などを食らってたりしますが、下の2つの組み合わせなら、そうそう剥がれることもないでしょう。(自分でも体験済み!)
靴の修理の素人の私からするとこれらのグッズを使わずに素人がどうやってかかとの内側破れを修理するんだ?って感じすらします。
でも私は地方だからなのか実店舗で販売しているのはみたことないです。どこで売ってんでしょうね?笑
耐久性を考えると起毛素材のこっちが上かな↓
革靴のかかとの内側の修理ならこちらもおすすめ!
今回はスニーカーのかかとの内側を修理したのですが、同様の方法で革靴の内側 破れだって修理が自分でできます。その場合は上のような合皮やとスエードの擦り切れ防衛隊がいいのではないでしょうか。
革靴なんてスニーカーの修理よりさらに高くつく可能性大なのでこれで対応できるのであれば、超お得ですよね。
もし、修理する時に高さが革靴のかかとの内側からはみ出しそうなら、はみ出る部分をカットするか、下の部分をカットすれば擦り切れ防衛隊の高さを調整できます。ということはパンプスやヒールのかかとの内側の破れだって自分で修理できるということにもなりますよね。これはスバラシイです(*^^*)
You Tubeでも靴のかかとの内側を自分で修理している動画
基本的に接着剤の違い以外はほぼ同じ修理方法のようですね。かかとの上部の部分がすり切れている場合は、こんな貼り方もいいですね(^^) あとクリップで接着剤が定着するまでさらに待つというのも、念には念を入れたい人にはおすすめです!
動画【修理】靴内部のかかと破れを簡単補修テープで直してみた!で使用していた接着剤
先程の動画では、接着剤を先に靴のかかとに塗っておくという方法でした。ちなみに、あの接着剤は今更説明することもないかも知れませんが、業界でも信頼されている有名なあの3Mの接着剤でしたね。まぁ、確かに信頼度で言えば、プロも愛用することの多い3Mの方が上かもしれません・・・(T_T)
靴のかかとの内側を自分で修理おこなった場合のメリット
いいことがいっぱい!
1.修理にかかる費用が数分の1に!お店に修理を依頼すると安い靴の場合、靴の金額を修理費用が上回るかも!
2.紹介した修理方法なら簡単で、誰だってできるし何度でもできる(笑)
3.靴の修理を依頼すると手続きが面倒だし、依頼すると仕上がりに数週間以上かかる可能性も。
4.自分で直せばすぐできあがるし、翌日にでも履ける!
強いて自分で修理するデメリットをあげておくとしたら、やっぱりプロの修理に出したほうが修理の仕上がりが良いという可能性があることぐらいでしょうか。
あとは・・・・なかなか思い浮かびませんね(*^^*)
スニーカーのかかとの内側からプラスチックパーツが見えたり
折れたりしている場合
まずは当たり前ですがスニーカーのかかとを踏まない事が大事です。スニーカーのかかとの内側を踏むことでプラスチックの素材が折れて内側に倒れこむということがほとんどの原因ですね。
いったん折れてしまったパーツは素人が簡単に修復できるようなものではありませんし、靴のかかとが痛くなったりゆるくなったりする原因になります。応急処置としてプラスチックパーツを隠すため、足を守るためににすり切れ防衛隊を使ったりするのはありでしょう。
ただ、すり切れ防衛隊も本来は穴を塞ぐ用途で使うもので厚みのあるものでもないので、スニーカーのかかとを柔らかくして足を守るという意味では、靴擦れ防止用のかかとパッドなどを使うほうがいいですね。
メーカーのリペアサービス
今回は、お安いスニーカーの修理だったので自分でやりましたが、高級なスニーカーであった場合や、オリジナルに近いより良い状態で履きたいならメーカーのリペアサービスを利用してみるのもいいでしょう。
ニューバランスのリペアサービス
ニューバランスのスニーカーはメーカーのリペアサービスがあります。(ネットで調べでもしない限りリペアサービスの存在を知らない人が多いですが)
お問合せからリペアの申込書を送ってもらって注文するわけですが、当たり前ですけど修理費用は高いです。
そして、ソール交換などについては修理を受けられるモデルも限定されます。(今回のニューバランスML574はメーカーでのソール交換は受け付けていません)こだわる人はメーカーの修理もいいですが、そうでなければ今回のような自分での修理もいいのではないでしょうか。
ビルケンシュトックのリペアサービス
ビルケンシュトックも実はリペアサービスがあります。公式ショップで購入した事がある人ならリペアサービスの存在は知っているかも知れませんね。
ただし、やっぱり修理できるモデルはニューバランスと同様に限定されていたり、補修が高価だったりと低価格のモデルの修理には実用的ではないと思います。
詳しくはこちらをどうぞ⇒ビルケンシュトックの修理について
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スニーカーのかかとの内側が破れる原因と修理 補修:まとめ
さて、今回スニーカーのかかとの内側の破れを補修する簡単な方法を紹介してみましたが、大事なのは破れて穴があかないように破れる前に普段から気をつけておくことです。
とはいってもどうしても擦れる部分なので穴があきやすいのも事実なので、今回の記事が自分で破れを修理しようとする人のお役に立てれば嬉しいです(^^)/
私は今回、やっぱり自分でかかとの内側の修理をやってよかったと思いました。誰にでも簡単にできるのでみなさんもいかがですか(*^^*)
見栄えのよかったころの履き心地も快適な愛靴の姿もとりもどしましょう!
※修理からすでに数ヶ月以上は経過しましたが、特に問題もおこってません!(^^)!
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