ニューバランスのスニーカーは、一部例外はありますが、だいたいの場合996⇒997⇒998へと数字が大きくなるに連れて新しいモデルとなり進化していきます。そして、996から997、998へと進んだわけですが、その間かなり履き心地も変化していきました。ということで今回はニューバランスM998の履き心地とM996やM997からの履き心地の変化について紹介してみますので購入されたい方は参考にしてみて下さい。
目次
ニューバランス998の履き心地は996と997、2つのモデルから大きく変わった?!
結論から言うとM998の履き心地は以前のM996やM997から、かなり変化しているように思います。なぜ、履き心地が変わったのか?どのように変わったのかを一つずつあげてみます。
ニューバランス996から998への進化で大きく変わった履き心地
現在でも一番人気のニューバランス996ですが、ニューバランス998は996から比べるとかなり大きく履き心地が変化しています。要因は、996から997へ進む段階でソールユニットが立体化した一体型のものに進化したことによって踵周りの剛性感、しっかりとしたサポート感が加わりました。さらに998へと進化し、ソールシステムにアブゾーブという、簡単に言うと着地時に足が受ける衝撃を吸収して、反発弾性として推進力に変えるという素材のテクノロジーが搭載されました。
このアブゾーブという素材は998から採用されたもので、説明の通りかなり履き心地(特に歩いてみた時の反発力・推進力・硬さ)に影響を与えています。悪く言えば996の柔らかめな優しい履き心地の印象が薄くなったように感じ、よく言えば踵周りの安定感がまし、アブゾーブにより地面から得る推進力がましたように思います。
柔らかい昔ながらのニューバランスの履き心地色が濃いのが好きなら996を、少し進化した履き心地を求めるなら998が良いでしょう。
ニューバランス997から998への進化で変わった履き心地
それではM997からは履き心地はどう変わったのでしょうか。M997とM998ではアブゾーブの搭載、非搭載が特に大きな変更点で足入れ感などは近いものがあります。M997にするかM998にするか履き心地の好みできめるならこのアブゾーブのサポートが欲しいか、いらないかということになりそうです。
確かにアブゾーブの地面からの反発に対する恩恵は感じられますが、M997からM998ならM996からM998の時のような激的な履き心地の違いは感じられないかもしれません。ただ、それでも長い距離を歩く場合などにはアブゾーブによる反発弾性に魅力を感じる人もいるでしょう。結局どんな履き心地を選ぶのかは好みの問題ではありますね。
ニューバランス998の履き心地:まとめ
それでは、ニューバランスの履き心地はどんなものなのかまとめてみます。まず、足入れ感や包まれ感は、袋縫いということもあり非常に良いです。さらに、アブゾーブの搭載とソールシステムの進化により996や574あたりのモデルより確実に歩いた(走った)時の機能性は進化しています。
ただ、少しこのM998からはアブゾーブと立体化されたソールシステム、エンキャップの両方の搭載により履き心地が大きく変わっていますので、ニューバランスのモデルでいえば、574、576、996、1300、1400あたりの大定番モデルの履き心地が好きな人からすると違和感を感じるかも知れません。
履き心地だけで言うと個人差もあるので単純に誰でも満足できるモデルというわけではありませんが、ニューバランスのスニーカーで574や996から違った履き心地のものも欲しいという人などにはとてもおもしろい選択になるかも知れません。
皆さんも大定番モデルから少し進化したニューバランスM998の履き心地を味わってみませんか?(^^)