ニューバランスの574は、ニューバランスのスニーカーの中でも定番のクラシックデザインでニューバランスの代表的なモデルといっても過言ではないと思います。ただ、そんな574には、実はML574とUS574というものがあります。皆さんがよく目にする574はおそらくほとんどがML574です。ではUS574とはどんなモデルなのでしょうか。
目次
ニューバランスML574とは？
ニューバランス574はニューバランスを代表するような定番モデルです。でもほとんどの人が知っているのはこのML574なのです。ML574は、簡単にいうとアジアの国々で生産された574です。996で言えばMRL996がそれにあたります。
996でもアジア生産のMRL996とUSA生産のM996では、MRL996をみかけることのほうが多いですが、履き心地が良いということやデザインの細かな違いから高価なモデルであるM996のファンも多くUSAで作られるM996もそれなりに高い認知度があります。
ですが574でいえば574といえばML574と思っている人が多いでしょう。そもそもMLやUSといった文字を気にもしてない人がほとんどだと思います。日本だと574=ML574というイメージが一般的なようですね。上の写真のモデルは私物ですがML574になります。
ではニューバランスUS574とは？
先程、ML574は、996でいう、MRL996みたいなものといいましたが、一方US574はM996みたいなものと考えていればいいのではないでしょうか。要はアメリカ生産の574ですね。ほかのニューバランスのスニーカーと同様にアメリカ生産のものの方が高価になります。
違いといえば、この写真のように
シュータンの表記にUSのものはUS574と記されていたりします。他にはモデルによってはヒールにUSAと入っていたりと細かな違いがあるようです。
ML574とUS574をいろいろみていて比べてみるとわかるんですが、他のモデルほどアジア生産とUSA生産の差がはっきりしてないもののやはりUS574の方が、レザーを使ったより質の良いものなどが存在します。
ニューバランスUS574が日本ではそれほど有名になりきれてない理由
ここからは完全に個人の意見ですが、US574がわり知る人ぞ知るとマイナーな存在である理由を考えてみました。まずは、圧倒的にUS574を日本で販売しているお店が少ないこと。ニューバランス公式ページですら販売していませんでした。（2017年12月現在）
本当に正規ルートでUS574が日本で販売されているのかも謎です。まれにUS574を販売しているところを見かけますが、おそらくアメリカの正規取扱店からの並行輸入などではないでしょうか。もちろん並行輸入が悪いというわけではないでが（本当に悪いところは単純に偽物を輸入して売っているかもしれませんが）やはり、US574を販売しているお店の絶対数が少なすぎて存在自体意識していない人の方が多いでしょう。
次に日本での希少性からくる価格の高さです。US574は￥20,000~￥30,000を越えている事もざらにあり、上位モデルであるM576やフラッグシップモデルである1000~に匹敵するような価格で販売されているような事が多々あります。
リーズナブルな価格が魅力でもある574にそんな価格がついているようであれば、もともと正規品の上位モデルという位置づけのものを買ったほうがいいと思うのも当たり前ですね。確かにオールレザーのM576と、希少性の高いスエードとメッシュのコンビのUS574なら、上位モデルであるM576を選ぶ人の方多いのではないでしょうか。こんな感じで日本での認知度がイマイチなんじゃないかと思います。
ニューバランスUS574がおすすめなのはこんな人
上記のことをふまえて私がニューバランスUS574をお勧めしたいのはこんな人です。
US574がおすすめな人
1.574が好きで他のバリエーションが欲しい
2.人とかぶらない希少なスニーカーが欲しい。
3.スニーカーマニアな人。
正直言ってUS574は、初心者にはおすすめしにくいモデルです。予算にかなり余裕がある人、コレクターや574に特別な愛着があるのならばよいですが、そうでない場合はM576や1000番台などの上位モデルとされているスニーカーを購入した方が幸せになれるのではないでしょうか。
とはいえ、価値観は人それぞれですので、もちろん後悔しないのならば何を買うかは自由だし、US574という選択も面白いかもしれません(*^^*) 今回の記事が何かの参考になれば幸いです。
